ソフトバレーボールのスパイク上級編
右利きのスパイカーの打ち方、着眼点になります。
左利きの方は(レフト)と(ライト)を読み替えてください。
打点が高くブロックの上から打ち抜くことが出来れば叩きつけずに好きに打っていいです。
ここからは前提条件としてブロックが見えている事とレシーバーの位置が見えていることとします。
コツとして、相手からの攻撃またはチャンスボールをファーストタッチしてセッターがトスを上げるわずか時間に相手を確認します。チラ見でもいいので見る癖をつけます。
最初は必要な情報の選別ができずに何もわからない事もあるでしょうが、次第に必要な情報の処理速度と選別が自動化されてきます。
神レベルになれば、見ないでも情報処理が自動化されてきます。
そもそも1枚ブロックで打ち抜けないのでは話にならないです。
2枚釣れるように練習しましょう。2枚付いてくる前提で話を進めます。
クロス打ち(レフト)
2枚ブロックの間に10cmのすき間があればゴムボールなので通すことが出来ます。革バレーでは無理ですが、ソフトバレーならではの異様な盲点です。
ブロックがしっかり揃っているのであれば、クロス方向にコースが確認できるでしょう。
レシーバーが早めにコースに入ってきているなら、右奥を確認します。
ライトのレシーバーの位置が微妙ならクロスへ叩きつけレシーバーに取られたら諦めましょう。
右の肩を前方へ出しながら腕を外側へ捻ることでボール1つ分右に、
そこから肩関節と肘関節を伸ばすことで2つ分右に打ち込むことが可能です。
ストレート打ち(レフト)
まず、左目でコースが開いている事を確認します。
レシーバーが居るとガッカリですが、他にコースが開いていないのであれば打ち込みます。
ボールへのインパクトの時に上半身を腰から捻り、肘をストレート方向へ向けます。
上半身の捻る力がボールに乗ると切りすぎてアウトしてしまうので、肘の向いている方向を意識して叩きます。
クロス打ち(ライト)
右利きの方でライト攻撃(左利きの方のレフト攻撃)に苦労している事が多いと聞きます。
トスの上がってくる方向という話ですが、助走の方向と空中姿勢を見直せば解決するかもしれません。
右の肩がネットにより近いので、どインナーに叩きつける事も可能。
レシーバーのポジション次第で、左奥が開いていれば奥も狙ってみる。
ストレート打ち(ライト)
詳しくは【秘奥義】ライトからのストレート打ちの記事にて
フェイントなどについて
フェイントは、読まれてしまうほど悲しいものはありません。
相手の動きをよく見る事が重要です。
詳しくはフェイントの記事にて
プッシュスパイクについて
レシーバーのタイミング外しやブロックアウトで使用する事が多いかと思います。
詳しくはブロックアウトの記事にて