ソフトバレー練習のススメ方の例
体育館3時間を借りた場合の練習メニュー
準備と準備運動
- ボールは人数/2個(10人集まれば5個のボールは用意する)
- 床は軽くモップを掛ける(何もない体育館でも、一晩でもほこりは意外と積もります)
- ネット張り(練習なので1~2cmくらい高く設定してもいいかもしれません)
- 怪我をしない為にも、そして、いい練習にする為にも準備運動とストレッチはおろそかにしないように!普段通りの動きが出来ないのは練習するみんなに失礼ですよ。
対人パス
- ボールを触る回数を増やすために、【2人1組】が理想。
- 3人でやるときも、( ゚ ρ ゚ )ボーとしない事。
- スパイク練習は後でやります、コントロールを意識する。
- レシーブする方もボールをしっかりとコントロールします。ボールがなるべく前後左右に乱れないように注意。
- 重心の移動と足の出し方、腕の角度などを意識してください。
- スパイクを打つ方は、レシーバーの右側、左側、オーバーハンドで取る位置と前に体を崩す位置と打ち分けられるように心がけます。
シートレシーブ
- 綺麗に返すことも重要ですが、どちらかというと2メンてきな意味合いが強いのではないかと思います。
- レシーブを弾いてしまったり、フェイントを取るために、前に動かされてしまった時に、スムースにポジションチェンジをしてコートの穴を埋める動きができるかが重要だと思います。
スパイク練習
- どちらかといえばトスの精度を上げる練習です。
- Aカットで綺麗にトスがあがるのであれば、Cカットや2段トスでいかに攻撃していくかに重点を置いた方がいいかもしれません。
サーブ練習
- 試してみたいサーブや成功率が低いサーブの時間にあてます
- 自分のサーブの精度を上げたり、エンドライン一杯やコーナーを狙ったりしても良いです。
基本的な動き方の練習
- ラリーは続けません、あくまでもポジション確認のための時間にします。
- ブロックの枚数はチームごとに決めてください。
- 私、個人の考えですが、ストレートに撃ち込まれるなんてありえないと思っています。ブロックはストレート側をしっかりと塞いでワンタッチアウトかフェイントの2択にさせたほうがいいと思っています。
- クロスに攻撃された場合のポジションの確認
- フェイントされた場合の後衛の動きかた
- ワンタッチした場合の後衛の動き方、ここで注意すべき点は、後衛2人の重なり具合です。同じレイヤーでは移動しない事です。ぶつからないちょうどいい重なり具合を意識します。
紅白戦
- ほとんどのチームが紅白戦で3時間使っているのではないでしょうか?
- 勝ったね、負けたねを繰り返しているように見えます。
- 練習なので、今のラリーはどうだったのかをチーム内で意見交換することも必要なのではないかと考えています。
- 試合というのは不思議なもので、流れってものがあると実感しています。このサーブ、このワンプレーが流れを引き寄せたり、流れを持っていかれたりするものです。流れを読む力もこういった場面でしか身に付かない事だと思います。
- その1場面1場面でおかしな事が無かったか確認しながら進めていきましょう。ミスした、上手くいったではなくて、ちゃんと居るべき場所にいたか、フェイントやイレギュラーな事を意識して出来ていたかの方がとっても重要で、手の届く位置にボールが来ていればあとは上手くいくか、上手くできなかったかの話になるので、それは基礎練習で直していけば良いだけの事です。重要なのはラリーの中でちゃんと居るべき所にいて、2アタックなどに意識が向いていたかどうかです。
- タイムアウトを取るタイミングなどもチーム内で共有しておくのも大事です。5点リードを許していても大丈夫なのか?3点リードされたら赤信号なのかを知っておきましょう。2回しか取れないタイムアウトを有効に使っていければ強豪に勝つチャンスはたくさんあるでしょう。
時間の配分
メンバーの集まり具合や人数によっても誤差はあるでしょうが、微調整してみてください。
準備と準備運動 | 20分 |
対人パス | 10分 |
シートレシーブ | 10分 |
スパイク練習 | 10分 |
休憩 | 5分 |
サーブ練習 | 10分 |
基本的な動きの練習 | 20分 |
紅白戦 | 1時間25分(5~6セットほど) |
片付け | 10分 |