スパイクのコツ

フェイントのコツ

ソフトバレーボールにおいて、4人で守るにはコートが若干広い感じがします。

ブロックでコースを限定したとはいえ、2人で守るのはなかなか難易度が高いです。

反面、革バレーよりも落下スピードが遅いので追いつく事もめずらしい事ではありません。

フェイントを拾うコツと落とすコツについて考察していきましょう。

フェイントを落とすコツ

助走前と空中での視界確保が最大のカギとなります。

相手がどのようなご婦人のご布陣であるか確認できれば100発100中とまではいかなくとも、10回中7~8回は決まるのではないかという実感です。

ブロックだけを避ける為の斜めにドライブを掛けてブロック背後を狙うというフェイントは、レシーバー同士がお見合う可能性も出てきますので意外と有効です。

ブロックとの勝負というより、相手レシーバーとの駆け引きになるでしょう。

前に出てきているか?後ろで構えているか?

後ろを狙う構えを見せて、相手を後ろに動かして前に落とすか?

前に落とす構えから後ろを狙うか?

ブロックと相手レシーバーの動きがしっかりと見えていないとただのチャンスになってしまいがちです。

最高の打ちごろトスで相手に緊張があるときほどフェイントが効きます。

悪いトスほど強気で、打ちやすいトスほどフェイントで決めるのが効果的かもしれません。

おもいっきり『バッチコ~ン!』と決めたいですけどね(笑)

拾う方は大変です!

強打なの?フェイントなの?

後ろ?前?どっち?

そんなおやなみにバッチリ答えようと思います。

まず、警戒したいのはツーアタックですよ?

しっかり頭に入れて体が動くように警戒、100%警戒ですよ?

警戒していない事なんて、すっかりマルっとお見通しですからね?

んで、トスが上がったのを見届けてからレシーブ位置を決めます。

まずは1番早い攻撃のケアです。つまり強打!

その位置に居れば、相手の動き、目線などが丸見えのはずです。

そして、強打を警戒しすぎて固まらない程度にリラックスして反応重視で構えます。

フェイントが読めれば勝ちですが、上手い人が相手だと、フェイントのモーションからでも強打に切り替えてきます。油断は禁物。

強打のタイミングでボールが来ていないならフェイントされています、まずは前のケアです。

後ろまでは距離があるのでまだ落ちません、前はすぐ落ちてしまいます。

この間0.1秒かもしれませんが、前に落とされたのではない事に視神経から脳に入って処理されます。

前であったならそのまま前に突っ込めばまだ間に合います。

脳内の処理が追いついて、後ろだと判断してから追いかけてもまだ間に合います。

こんな感じで落ちるまでの時間から逆算して行動を決めておくと取りこぼしが少なくなると思います。

ワンタッチだったり、ネットインなどイレギュラーも多々ありますが、基本この動きで対応可能だと考えています。

前衛や後衛同士での接触には注意

とっさに動くと接触して怪我や大怪我をしてしまう事があるかもしれません。

事前にここは任せて!とか、後衛同士で重ならない動きなどは日頃の練習の中で話をしておくことが必要です。

強烈なスパイクよりも、スーパーファインプレーの方がチームに流れを呼び込むものです。

どこのチームを見ても、女性が強いチームは強いです。

女性が不甲斐ない・・・のは間違いだと言わないと男性陣は分かっていません。

ブロックでコース消してくれないと後ろが守れない!

サボるな!ブロック閉めろ!カットは前が取れ!何でもかんでも後ろのせいにすんな!

と、しっかり教育するのも女性の仕事です。まったく大変ですね(笑)

とまぁ、冗談ですが、

後衛は全部見えているポジションです。ブロックの形、どこを打ち抜かれた?相手の癖など。

見えて感じた事はすぐにチームで共有しないと手遅れになってしまいます。