

初心者向け
ルールを覚えよう
まずはソフトバレーボールのルールを覚えるところから始めましょう。
とは言え、むずかしいルールはさておき、大まかにバレーボールのルールで試合は成り立ちますので怪我をしない、させないように、ネット際では無理をしないようにしましょう。
特に気を付けるべきはオーバーネット。初心者の試合ではある程度は目をつむる事がありますが、あまり出し過ぎないように注意しておきましょう。
ホールディングの反則に関しても、甘く判定されますが、ボールを持ってしまうくらいだと、当然反則を取られます、下からすくい上げるくらいでは取られないこともあります。
まずはサーブを入れよう
サーブが入らないことには試合が成り立ちません
ラリーポイント制ですので、サーブミスだけで試合が終わってしまいます。
ネットを越える打ち方を身につけておきましょう。
遠くの目標を狙うよりも、手元をよく見てボールを叩く、というより押し出してやるようなイメージで大丈夫です。ソフトバレーボールは軽い力でもちゃんと飛んでいきます。
力加減も覚えると良いです。
グーでボールを打ってもいいのですが、慣れないうちはボールがあっちこっち行ってしまい安定しないと思います、手のひらで打つ事をお勧めしますが、慣れれば変化の強いサーブが打てると思います。
ソフトバレーボールのサーブは思いもしない動きをするのも魅力の一つだと感じています。サーブ編で解説したいと思いますが、まずは相手コートに届き、ミスをしないことを心掛けてください。
サーブが全部入れば、相手のミスで勝利する事も可能なのですから。
ポジションを覚えよう
一般的な男2人、女2人のポジションを覚えましょう。
ちょっとややこしいですが、これは慣れた方が良いです。
高さ、速さ、パワーともに男性にイニシアチブ(優位性)があるように感じますが、チームによってはそれが絶対である必要はないです。
最初は固定ポジションをでも良いと思います。
ゲームを楽しもう
4人で力を合わせてゲームにのぞみ、あれがダメ、これがダメなど言わずに、まずはソフトバレーボールというゲームを楽しみましょう。
お見合いしてボールが落ちてしまったり、ミスしてしまってもお互い助け合い、3回でつないで相手に返すソフトバレーボールを楽しんでください。
中級者以上
基礎を身につけよう
ゲームをやっていてうまくいかない。
それは体の使い方が上手くいっていないということです。
手の出し方、脚の運び方、重心の掛け方
これらは技術的な事を乗せていく土台となる所です。
やみくもにボールに向かって行っても上達はしません。身体の使い方を身体に染み込ませ、とっさに動いても正しく対応のできるようになりましょう。
こんなに簡単だったのか?と驚くことでしょう。
失点を無くそう
サーブは確実に入れていきます。これを甘く見ていると勝つことが難しいでしょう。1点取れるサーブよりも2点のダメージがあるサーブミスを無くすことです。サーブは大事だともう一度言っておきますよ。
次に重要なのはアタックチャンス。
児玉清さんは最重要だと言ったとか言わなかったとか。
ここでもネットを越えないとそのまま2点分のダメージになってしまいます。ネットに掛けないようにします。ネットさえ越えれば後は相手次第、アウトボールを触ってくれる可能性は十分にあります。
チームカラーを見つけよう
チームにはそれぞれ個性があります、4人で1つです。攻撃が得意、いひょうを突くのが得意、サーブが得意、拾ってつないで盛り上げるのが得意、高さでは負けない。
得意な所を見つけ出して4人がどういう動きをするのが一番いいのか探していきましょう。
新しいことに挑戦していこう
バレーボールとは違った色々な攻撃手段があるのがソフトバレーボールの醍醐味だと思います。
全員がアウトだと思ったボールが帰ってくる。
オッケー、チャンスボールだと思ったら2mも前で突然落ちる
漫画かよ!ってくらいボールが変形するほどの回転をかけて取りづらくする。
ここからがソフトバレーボールの真の面白さ、駆け引きが始まりますよ。
ネットは2m誰でも攻撃に参加していい。
さぁ始めよう、ソフトバレーボール。
上級者
サーブで崩していこう
フリーでここまでくると、チャンスサーブはちょっと待って。
相手に体制十分で攻撃されるのは避けたい所です。
相手も上級者となると崩したところで完璧に攻撃してきます。
しかし、少しの乱れを逃さずこちらのチャンスにしなければ逆にやられます。
積極的にサーブで崩していきます。
ブロックでコースを無くそう
アタッカーは相手コートの全部が見えていると言って間違いないです。
レシーバーがどこに居てどっちに動くか見えています。
ブロックが1枚では防ぐ事が困難です。
ブロックでシャットアウトするよりはブロックを使われない様にしてコースを絞ることが重要だと言えます。
相手の思うような攻撃をさせない事でプレッシャーを掛けてチャンスを待ちましょう。
サイン攻撃で翻弄しよう
こちらの攻撃では、ブロックを絞らせない事も重要です。
高さで優っていればオープン攻撃で事足りますが、2枚の上から行けないのであれば、わずか0,1秒でもブロックを完成をさせないようにするのも有効です。
ほんの一瞬が相手の歯車を狂わせる隙になっていきます。
チャンスボールで確実に仕留める
チャンスが巡ってきたら、確実に1点もぎ取ります。
ファーストタッチは、味方アタッカーがツーアタックできる高さで返し、状況次第で決めに行きます。
手札をたくさん持ってから飛べ
上手なスパイカーであれば、10枚のカードを持って飛んできます、そしてカードを後出しで出してきます。何も考えずブロックに飛べば間違いなくやられます。手札が足りなくても勝てる見込みは薄いでしょう。
中途半端に先出ししてしまうと必ず負けます。
強打なのかフェイントなのか、ブロックを使おうとしているか?奥か手前か?
この一瞬の空中戦はホントにゾクゾクします。
セッターに文句を言うべからず
スパイクを決めるなんて当たり前です。上級者なんですから。むしろ『決めさせてくれてありがとうございました。』と言いなさい。
課題を見つけて練習にフィードバックしよう
狭いコートですが4人で守ってもなかなかうまくはいかないものです。
ミスもある程度は出るでしょう。
一瞬の判断ミスが失点につながります、裏を返せば一瞬で判断出来るような状況を創り出すことが出来ればミスは減るはずです。
チームとしての動きの課題を見つけてミスを減らせればきっと強いチームへとなることができるはずです。